今年の講師演奏は【Mrs. GREEN APPLE】を弾きました

2025年の発表会では、初めての試み!ポピュラー曲を演奏しました。

これまでは、ショパンのノクターンや小犬のワルツ、幻想即興曲や革命、リストの愛の夢など、聴いてくれる皆さんにとって出来るだけ楽しんでもらえるよう、聴いたことのあるようなクラシック曲を選んで来ましたが

ポピュラーは初めて。


これまで弾いてこなかった理由は、実はポピュラー曲の演奏は難しいから 汗


ではなぜ弾いてみようと思ったかは、生徒のみんなの演奏を聴いて、私もやってみたいと思ったからです。


前回のブログにも書いた通り、生徒のみんなが自分で弾いてみたいと選んで演奏する曲は、たとえポピュラーの難しい曲でもしっかりと楽しそうに、さらに少し誇らしげに演奏している姿を見て『私も演奏したい気持ちがある曲は、逃げずにやってみたいな』と思い、選んだ曲は

Mrs. GREEN APPLEの[点描の唄]です。


演奏してみて、やっぱり難しい!


少しでも弾きやすいかなと思い、数多いMrs.の曲の中でも、しっとりとするバラード曲を選んだのですが

クラシックと同様にタッチの繊細さも必要だったし、ダイナミックな表現も必要で…

でもなんだかずっと演奏にしっくり来ない日々を過ごし続け

本番の日になりようやく「よし!なんとかまとまった!」という感じになりました 爆


まだ初挑戦の一回しか経験していませんが、一つわかったことは

どんなジャンルの曲であろうと、しっかり曲と向き合って、何度も試行錯誤を繰り返して

諦めずに練習を繰り返すことは絶対に外してはいけないことだなと感じました


でもこれも、終わってみて振り返ってみるとこうだったな、と偉そうなことを言っているだけで


まあ…もうこれでいっかと中途半端なことを思ったことも何度もあるし

もうわからなすぎる、無理!と投げ出したことも何度もあって

でも心のどこかで引っかかっているから、やれやれ…とまた向き合う

練習は正直これの繰り返しで

いつもいつも意欲に満ちているわけでもなく

ガーっと集中したり、全く集中出来なかったり

「なんで講師演奏やるって決めちゃったんだろう。別にやらなくても良いんだよな」と考える日までありました


でも本番の日は挑戦しただけあって、ものすごく充実しているし

少し自分に自信も持てる

「やって良かった」の一言に尽きます


私はプロのピアニストでは無いので

演奏して得られるものは、この達成感と充実感、そして少しの自信

でもこれを出来るだけ毎年続けることに意味があると思っているし

生徒のみんなと一緒になって、自分も挑戦し続けたいとも思っています


ピアノの楽しみ方は人それぞれなので、人前で演奏することだけが全てではありません

教室に通ってくれている生徒一人一人にとって、ピアノと向き合い続けて、一曲一曲、なにかしら自分なりのゴールにたどりつき続けることが何よりも大切だと改めて感じています




白山市 ピアノ教室 Andante

白山市ピアノ教室 Andante〜アンダンテ〜へようこそ ピアノに出会ったことで、音楽に触れる楽しさがより一層豊かになるように 一緒に考え、一緒に喜び、一緒に乗り越えるレッスンをいたします

0コメント

  • 1000 / 1000