お母さんの本音③先生の本音
白山市(旧鶴来町)ピアノ教室アンダンテの江幡です ^ ^
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「練習しないから先生にも申し訳なくて…もう辞めた方が良いかしら」という従姉妹ちゃんのお母さんの悩み。そしてもう一言「お月謝も…ね…」という本音。
私たちも良く良くわかっています。
先生の立場から言うと。
まずは練習が出来ないことに、申し訳ないなんて思わなくて大丈夫です。
先生は中学生になったら練習量が減ってしまうことは、よくよく承知しています。
ただここまで来ると、生徒さんの曲のレベルも上がっているので、曲を進めるには、練習無しにはなかなか難しいこともあります。
そうすると悪循環になるのは、目に見えます。
環境が変わり忙しくなり、練習出来ない→レッスンに行きにくい→でもやっぱり練習は出来ない→レッスン自体が嫌になる→ピアノ自体も嫌になって来る…辞める…
ピアノを習い始めたときに『大人になって自分で楽しんでピアノが弾けるようになってくれたらな』『長く楽しんでピアノを続けてくれたらな』と願い、ピアノ教室に通って来てくださっている大切な生徒さんが、ここで辞めてしまっては、その夢は叶いません。
この夏、従姉妹ちゃんのママに「高校3年生まで続けられれば、ほんとうに楽しめるようになるよ」とお話したら「んえっっ!!!そ、そんなに!?」と驚いていましたが、ピアノは長く続けてこそ力になることを先生たちは経験しているので、ここをなんとか乗り越えてもらいたいと考えています。
ここで辞めてしまう方が、これまでのお月謝が無駄になります。
そしてこここそ、保護者の方との二人三脚が必要になります。
ピアノ自体が嫌になる前に、ここで一度方向転換をして、楽しみを中心としたレッスンに切り替える必要が出て来る場合があります。
練習が出来なくても、レッスンに来ることで出来ることだけをしたり、普段の勉強曲は置いておいて、お楽しみの曲を中心に切り替えたり。
そういう工夫をしてこの時期を乗り越えることに、保護者の皆さんのご理解とご協力が必要になります。
もちろん、これまでと同じレッスンを続けていても大丈夫!という生徒さんもいらっしゃいます。
でも、ちょっと辛くなって来たときに、いつでも柔軟に。
辛いときに、気合と根性で乗り越えさせるやり方ではなく。
視点を変えて。
長く続けるための工夫を一緒に考えながら。
本当の楽しいピアノ人生を歩んでもらうために、いつでも先生と相談してほしいと思っています。
ちなみに従姉妹ちゃんのお母さんは、このような話をしたときに
「確かに。今の娘のモチベーションでは、レッスン辞めてしまったら、ほんっとにピアノ辞めてしまうわ…」「レッスンだけでも続けとかんなん」と言っていました。
そう思ってもらえたのなら、大丈夫だと思っています。
あとは本人が少しでも辛い気持ちや、下がってしまったモチベーションのことを、先生に直接相談できると、さらに良いと思います。
言いにくいこともあると思いますが、ピアノの先生たちはこういう経験もたくさんして来ているので、きっと良いアイデアをくださると思います ^ ^
私もこういうときに、いつでも相談しやすい存在であるようにして行きたいと思います。
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